妊活している方は、ルイボスティーなどのカフェインが入っていないお茶を飲んでいる方が多いと思います。
中にはルイボスティーは独特な香りと味があり、苦手という方もいると思いますので、この記事ではノンカフェインのお茶をご紹介いたします。
ルイボスティー
ルイボスティーは南アフリカに自生した樹木の葉を乾燥させたもので、風味豊かなノンカフェイン飲料です。
一般的なルイボスティーは紅茶のような赤い色をしていますが、未発酵のグリーンルイボスティーもあります。
グリーンルイボスティーのフラボノイド(ポリフェノール)量は、通常の赤いルイボスティーより多く含まれています。
いずれもタンニン量が少ないため、鉄分の吸収を阻害することがなく、フラボノイド(ポリフェノール)が豊富に含まれています。
ルイボスティーが体内の抗酸化力を増加させたという研究報告があります。
15人を対象とした研究で、血漿中の抗酸化力は有意に増加し、摂取後1時間でレッドルイボスを飲んだ場合は2.9%、グリーンルイボスを飲んだ場合は6.6%上昇しました。
この上昇は、750mgのルイボスの葉を使用した17オンス(500ml)のお茶を飲んだ後、5時間続きました。Unfermented and fermented rooibos teas (Aspalathus linearis) increase plasma total antioxidant capacity in healthy humans
しかしルイボスティーによる健康被害の報告がある他、フラボノイドの一種であるビテキシンを含んでいます。
ビテキシンは、ヨード素に影響し甲状腺疾患と関係します。
麦茶
麦茶もノンカフェイン飲料水で、フラボノイド(ポリフェノール)の一種であるゲンチジン酸やカテコールが含まれています。
ナトリウム、カリウム、亜鉛やビオチンが含まれています。
タンニンを含まないので、鉄分の吸収が阻害に関与しません。
コンビニやスーパーで気軽に買えるので、身近なノンカフェイン飲料の1つです。
しかし、ペットボトルに含まれる成分BPAは催奇形性があると言われているため、なるべく水筒などに入れて持ち歩きすることをお勧めします。
ごぼう茶
ごぼう茶は香ばしい香りがあり、フラボノイド(ポリフェノール)の一種であるクロロゲン酸が含まれています。
そのほかに食物繊維や葉酸、鉄分、亜鉛などミネラルが含まれています。
食物繊維で腸内環境を整えられるほか、血糖値上昇抑制作用も有していることから、老化を促進してしまう血糖スパイクが起こることなく、AGE(糖化最終生成物)を最小限に抑えることができます。
生薬で牛蒡子(ごぼうし)と呼ばれ、漢方薬としては柴胡清肝湯や消風散などに配合されています。
黒豆茶
黒豆茶は黒大豆と呼ばれる大豆の一種を焙煎したお茶です。
黒い部分にフラボノイド(ポリフェノール)の一種であるアントシアニンが豊富に含まれています。
そのほかに大豆イソフラボン、鉄、カルシウム、ミネラル、ビタミンE、タンパク質が含まれています。
大豆イソフラボンは、エストロゲン(卵胞ホルモン)に似た分子構造を持つため、エストロゲン受容体に結合し作用を有します。
大豆イソフラボンが血清 E2 濃度及び月経周期に与える影響の報告があります。(参考)内閣府食品安全委員会事務局大豆イソフラボンを含む特定保健用食品の安全性評価の基本的な考え方
たんぽぽ茶、ダンデライオンティー
たんぽぽ茶には、カロテノイドのルテインが含まれています。
ルテインは身体に存在し、補給することで眼の老化を防止することが有名だと思いますが、眼以外に乳房や子宮頸部にも存在します。
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