痛み止め(NSAIDs)には排卵を抑制する作用がある
妊娠検査薬でフライング、高温期or移植後何日から陽性になるのか。
高温期や胚移植後は生理を待たずに着床したか、妊娠しているか知りたいですよね。いつから妊娠検査薬で陽性反応が出るか実体験を書いています。ドゥーテストやドクターチョイスワンステップを使用しています。
ビタミンDは男性精子の運動性に影響
抗酸化栄養素の一つにビタミンD3(VD3)があります。VD3受容体はほとんどの組織に発現しており、カルシウムや骨のホメオスタシスの調節に加えて、さらなる役割を担っていることを示しています。
生殖補助医療を受けている卵巣刺激反応不良女性に対するミオイノシトールの効果
卵子の成長と成熟は、卵胞の微小環境に依存しています。最近の研究では、卵胞液中の高濃度のミオイノシトールが、卵胞の成熟や質の良い排卵のマーカーとして重要な役割を果たしていることもわかってきました。
BPAと不妊に大豆食品が関与
BPAは至る所に存在し、プラスティックの飲料水、お弁当、缶詰、歯科材料と口に入れるものに使われています。これらBPA製品から微量なBPAが溶け出し、それを経口摂取することで体内へ吸収されていきます。体内に吸収されたBPAはどうなるのか。
ビタミンDサプリメントとAMH
抗ミューラー管ホルモン(AMH)は、タンパク質ホルモンであり、卵巣予備能マーカーとして知られています。AMHは卵胞の顆粒膜細胞に発現し、卵胞刺激ホルモン(FSH)に対する卵胞の感受性を抑制することで、卵胞の成長をコントロールしています。
精製大豆油で妊娠率上昇の論文
着床不全を経験した女性に、イントラリピッドを静脈注射することで、妊娠率が上昇したという報告をご紹介します。現在、国内で流通する商品はイントラリポスとなります。こちらは大豆油を原料とした脂肪乳化剤で、卵黄レシチンが添加されています。
成長ホルモンにより体外受精の成績を改善させた
酸化ストレスは(OS)は卵巣刺激低反応患者(POR)の病態に関与することが示唆されています。成長ホルモンは酸化ストレスを改善することがいくつかの研究で分かってきています。卵子には成長ホルモンに対する受容体が存在します。
多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)女性のCOVID-19感染リスク
COVID-19に感染すると、ほとんどは軽度の症状で治癒しますが、糖尿病など代謝性疾患を持っている場合、重症化するリスクがあることが分かってきています。多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)は女性の代謝疾患で、アンドロゲン過剰、月経異常、多嚢胞性卵巣がみられます。
早期閉経女性で生理再開、妊娠
日本人の平均的な閉経年齢は50歳前後ですが、初潮直後から39歳とどの年代でも発症します。そのため、月経不順がみられた場合、婦人科などのレディースクリニックで一度診てもらうと良いでしょう。
トマトの栄養素リコピンと精子の関係
リコピンはカロテノイドの一種で、野菜や果物に含まれています。リコピンが含まれている一般的な食品は、トマト、ピンクグレープフルーツ、スイカ、アプリコット、グアバ、パパイヤ、ローズヒップがあります。リコピンの生物学的利用能は、加齢により低下し、また喫煙と飲酒は、体内のリコピン濃度を低下させることも知られています。